塗装会社の皆様こんにちは!塗装業専門コンサルTSKの田坂です。

今月は猛暑の中バタバタと忙しく、移動移動で大変苦労しました。コロナも明け、いよいよ本格的にリアルの場で会う事も多そうですね!

そんな中、

塗装会社様向けセミナーの打診がありまして、先日講演をしてきましたのでここに記載させていただきます。

塗装業セミナーの参加者数は50名を超えており、職人社長たちの熱気に包まれる中、おごそかな会場で講演をするというのは、いつになっても緊張するものですね!

ただし、緊張するというのは良い事で、適度な緊張をしている状態が一番集中力が増しやすい状況のようなので、いつも緊張したら心の中で「緊張は良い事。緊張は良い事。」とおまじないのように呟いていることは、ここにとどめておきます(笑)

今回の塗装業セミナーの講演内容は、

現状の塗装業界と、未来の塗装業界というテーマでお話させていただきました。

特に競合過多の状態になっている中でも勝ち上がっている塗装会社様はいらっしゃり、それを私は「塗装の戦国時代」という表現をさせていただいております。勝っている塗装会社の業績は、市場環境が悪い中でもかなり上がっているという印象を持っています。

(え?数年前から田坂言ってなかった?なんて声は聞こえそうですが、そこはご了承ください・笑)

逆に負け始めている塗装会社様の取組みも話せれば良かったのですが、塗装業セミナーの中では少ししか触れられなかったのは反省点です。

また、先日参加してきたリフォーム産業フェアでは、編集長がデータを交えて話しをしてくれましたが、「塗装会社の前年対比売上高は、総合するとマイナス10%前後」だったようです。

要するに市場規模が一定の中、大手企業の塗装事業部も参入してきて、そういった会社にパイを奪われて負けている塗装会社も出始めたという事ですね!

そこで、負け始めている塗装会社様のパターンを触れておくと、

「王道の塗装専門マーケティングができていない」事に尽きると思います。

王道の塗装専門マーケティングとは

王道の塗装専門マーケティングとは、当たり前の基準を上げて、当たり前のことを当たり前に行う事。

それにプラスして、自社のメリットばかりではなく、逆に自社の苦手な部分、デメリットも専門家として正しく伝える事を王道の塗装専門マーケティングと言っています。他社と比較した場合にそのデメリットがデメリットではなくなるように、わかりやすく丁寧に伝えていかなければいけないため、スキルが必要になります。

たしかに、数年前までは、いかに自社の塗装技術が優れているかを、分かりやすく伝える事が重要な時代でした。今でもそれは変わりません。ただ伝わりにくくなっているのは事実です。

その理由は、お客様がすべての塗装会社の技術はある程度良いと思っており、粗悪な塗装会社はそんなにないだろう(だから価格で決めよう)と思っているからです。そして、営業の言っている事も各社そんなに変わらないという事も背景にあると思います。

塗料メーカーの営業会社化により、無機塗料や遮熱塗料など性能差や保証内容の差もなくなり、その塗料を扱っているから他の塗装会社と比較して競争優位性を持てるというような、単純なものではなくなっています。

要するに他の塗装会社との違いが分からなくなっているのです。

消費者目線でいえば、だったら住宅メーカーの塗装事業部でも良いや。何なら営業の対応も良いし、パンフレットも良いし、システムも良いので、ここで良いや!ってなるのは消費者心理ですよね。。。

では、このような状況下でどうするか、、、

そこが王道の塗装マーケティングなのです。これは2025年以降の塗装業界においても重要なテーマなのです。

YouTubeをはじめ、50歳以上の方々もネットを使い始めた時代。

以前のように「俺たちは塗装現場を知ってるんだから・・・」等と言って不勉強なままで勝てるほど、塗装業界は甘くありません。そういう人が相対しているお客さんの方が、塗料の事や住宅の構造に適した工法を知っている可能性が高いからです。

マーケティングは、自社と他社といった両面からの視点で捉える時代に変化しました。

次の時代には、自社側だけから見るのではなく、他の塗装会社からも見ていく多重視点が必要なのです。

王道の塗装専門マーケティングとは、大量に広告費を使って宣伝をすることでも、有名芸能人を使って宣伝することでもなく、お客様にとって良質な情報を継続的に発信し続けることです。(現場の塗装営業に出ると分かりますが、お客さんも賢くなっているので、有名人を起用する金があるなら少しでも安くしてよ~なんて交渉はよくあるケースですね!)

だからこそ、塗装会社の社員が毎日ブログを更新している、現場ならではのぷちネタ、施工事例やお客様の声、定期点検の様子を更新され続ける事は他の競合塗装会社にとっては脅威なのです。

私の肌感ですが、良質なコンテンツ提供を継続できる塗装会社は1%もいないと思います。

私も得意としている、塗装WEB広告はひとつの集客の起爆剤に過ぎません。その起爆剤の効果を何十倍にもするのが、日々のコンテンツ作りです。

これからはそのような王道の塗装専門マーケティングを続けられるかが集客力の差、ひいては業績の差になる時代なのです。

以上のような内容を講演で話せれば良かったな~と思いながら、熱くなって細かいところまで書かせていただきました。

次のブログをお楽しみに!ではでは!